昨年、12月に起きた糸魚川大火では140棟が延焼しました。
そのうち全焼が120棟。
火災が発生した朝のニュースでは10棟との報道。
大変な火事が起きたと知りましたが、まさか次々に燃え広がりここまで被害が拡大するとは思いもよりませんでした。
昔の家が多い、道が狭いことで消防が追い付かず、さらに強い風が吹いていたという自然現象も重なってしまいました。
その中で一軒、焼けずに残った家が「奇跡の一軒」と話題になっています。
ミタキハウスという地元の建築会社が作った家。
持ち主が「丈夫な家」を依頼し、その通りの家でした。
焼けなかったのは駐車場や道路で隣の家との間があいているというのもあります。
けれど、火災にも強く造られた家だったからです。
火災で隣から火がつくときは、まず窓が割れてそこから火が入ったり軒が燃えたりするそうです。
この家は窓はワイヤー入りの二重ガラスだったとのこと。
このガラス・・・私が家を建てる際に検討していた網ガラスです。
昔は網ガラスは安かったようですが、今は高く、小さな家でも全体を網ガラスにすると200万くらい普通のガラスより上がるのではないか?と思います。
理由は私は家を建てる際に後ろの家との距離が近く、後ろ側だけでも網ガラスにしようかと悩み、建築会社に見積もりを出してもらったところ約90万円プラスでかかるといわれたからです。
結局、予算がなくやめてしまいましたが、こういう丈夫な家にしたいなら窓も考えた方がいいですね。
さらに残った家は窓も小さく、軒も少なそうです。
火事を恐れて「裏に窓無くてもいいんじゃないか?」という提案も家族から出ましたが、絶対それは嫌でした。
片側から光が全く入らないなんて・・・暗い家になってしまいます。
ちなみに網ガラスは防犯の役割もあるそうです。今住んでるアパートが網ガラスになっています。建ったのは何十年前のアパートですが。
今建築中の家は残念ながら地震や火事に決して強くない家。普通仕様の安い住宅です。
それでも、長持ちしてほしい。
この教訓を踏まえていつか耐震耐火に強い家を建てたいです。
2017年01月05日
糸魚川大火で残った家 網ガラスは高いんです
posted by 貧乏サラリーマン at 15:04| Comment(0)
| 住居
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